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糖尿病 診断基準 2012年 HbA1c 基準 変更

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糖尿病の診断基準といえば、いったいどのようなものが
あるのでしょうか?

糖尿病の診断基準は2012年の4月に一部変更になったので
それについて書いていきたいと思います。


糖尿病 診断基準 2012


順序としては、

・なんだか最近疲れやすくないか?
・異様にノドが渇いて飲み物をいっぱい飲んでいないか?
・普通に食事をしているのに急激にやせたりしていないか?
・ちょっとした傷が治りにくくないか?

などなど・・・
糖尿病が発症した方に起こりやすい症状がないかの問診を受けます。

それと同時に、血液検査を実施してその結果を精査されます。
このときに、血液検査の結果で以下の項目を判断するのです。

  • 空腹時血糖値が 126(mg/dl) 以上
  • 75グラムのブドウ糖を飲み2時間後の血糖が 200 以上
  • 随時血糖値が 200 以上
  • ヘモグロビンA1c(HbA1c)が 6.5% 以上


問診結果と以上の項目を満たし、総合的に糖尿病と診断されます。


2012年4月1日に、日本独自の基準値を使っていたヘモグロビンA1cの基準が、
6.1 %以上 という基準から 6.5 %以上 という世界基準に変更になりました。

すでに糖尿病と診断されてHbA1cの数値を提示されていた方は、
誤解しやすいのですが、これは表す基準が変わっただけなので、
血液検査の結果で急に値が上がったとしても、検査ミスではありません。

以前の数値から -0.4 % して考えれば、元の数値と同じくらいに
なるはずです。

つまりそれは簡単にいうと表現が変わっただけです。
数値が変わったからといって今までよりも、
基準が甘くなったわけではないのです。

そこは間違わないようにしましょう。


ヘモグロビンA1c(HbA1c)の重要性


赤血球に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結びついたものを
HbA1cといいます。

この値は、約1~2カ月前の血糖値の増減した状態を
確認できる数値だそうです。

その場の血糖値よりも、通常の生活での血糖値の上がり下がりを
測定できる数値なので、血糖コントロールを調べられる重要なものです。

この数値によって、患者さんの普段の生活習慣での血糖値管理が
みえてくるのです。
※ただし、ヘモグロビンに異常があるときは、正しい血糖状態が わからないというのが課題にはなっています。

つまり、HbA1cの値を、基準値以下に保てていれば、
血糖値のコントロールはおおむねうまくいっていることに
なります。

常々の血糖値のコントロールに気を使いましょう。



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